世界最古のバンブーパイプオルガン

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2017年の夏〜前半は猛暑、後半は戻り梅雨の様な天候続き…と、夏大好きな私のハズが気圧の波にもまれ絶不調サーフィンをし続けておりました。トホホ

休養に当てた夏休みにした事☆楽譜をせっせと書く☆マニラヘ旅した☆です。

マニラへの旅の目的の1つに『世界最古のバンブーオルガンの音を聴く』があり、今回はそのお話??バンブーオルガンはメトロマニラの海沿いの街ラスピニャス市の教会にありました。石造り、バロック様式のその教会はオルガンと共に200年もの年月朽ち果てる事無くその地にあり、今も尚多くの人を魅了しています。⛪️オルガンのパイプに使われた竹は、砂浜に埋められる事により塩分を含み、長い年月、虫から守られてきました。今日迄に一度ドイツヘ修復の為に渡り1031本のパイプの内の902本が竹のパイプとしてその姿を残しているそうです♪

パイプオルガンは幾つかのレバーの組み合わせで音を作ります。バンブーパイプから出る素の音は正に尺八そのものでしたが奏者によって奏でられたバンブーパイプオルガンの調べは木管楽器の集合体の様な音色〜エコーや金管的要素を全く感じない素朴なアコスティックな響きでした❣️

音楽家で無くとも興味深いこの教会、近くに手作りジプニー工場(軍のジープに由来)もあり歴史を振り返り日本を考える機会を与えてくれる貴重な場所としてもお薦めです。